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“wollen wir uns duzen?” って親しくなった証拠?

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ドイツ語は親しい人とそうでない人との話し方が明確に違います。

日本語でいう「です。ます」というのと同じような感覚でしょうか。丁寧な言い方から、スラングになる。

英語なら「you」だけで済むのに、ドイツ語だと同じ「あなた」という言葉が「Sie」か「Du」に変るから面倒なのです。

しかも人称に向けて動詞の変化もあるので、ますます面倒です。

最初慣れない時は、友達になり、親しくなったとしても「Sie」で話す方が楽だと言っていつまでも Siezen/ズィーッツェンする人がいます。

”ドゥーツェンしよう/Wollen wir uns duzen?” と言われたら ”Ja”と言って、すぐに切り替えられるようになるには、かなりの時間がかかるかも知れません。

学生や友達の間柄では最初から”ドゥーツェン” で話すことが普通だけど、先生や目上の人に対しては最初は”ズィーッツェン” で始まります。

上司や目上の人でも親しくなって”ドゥーツェン” で話すことができれば、急に親しみを感じるから不思議です。

「Sie」と「Du」で動詞の変化の簡単な覚え方を今日はシェアします。

Sie では動詞の最後がほとんど「ーen」で終わります。

それを「ーst」に変えればよいだけなんです(が…)。

例えば「gehenゲーエン/行く, nehmenネーメン/持つ、kaufenカウフェン/買う schlafenシュラーフェン/寝る」のInfinitiv/不定詞が「Du」の人称になると語尾が-stに変化し、

gehstゲースト/行く、nimmstニムスト/持つ、kaufstカウフスト/買う、schläfstシュレーフスト/寝る」というふうになります。

あれ?でもただーstに変わるだけではないゾ。と気づいたのではないでしょうか?

そうです。動詞の中には上記のようにmが二つになったり、ウムラウト(a, o, u の上に二つの点が付く)に変化したり、これはその都度人称の動詞変化を覚えるしかありません。

動詞の変化はDuに限らず、「彼」「あんたたち/お前ら」などでも違う動詞の変化をするので、それはそれで覚えなければなりません。

今日は「Du」で呼び合うことに関してのテーマなので、他はさて置き、「Du」と「Sie」の間柄の違いをもう少し掘り下げてみたいと思います。

確かオペラでもこのテーマを扱った演目があったと記憶します。名前は忘れたけど、王女様がひとりの騎士と恋に落ち、キスをして「Du」の間柄になったのに、騎士はなかなかDuzenに慣れない。

そこで王女は間違った人称を使ったら騎士に罰金を払わせるという内容でした。因みに中世時代は王や貴族の位の高い人には「Ihr」(今でいうお前たち)の人称を使っていました。

もうひとつあるエピソードとしては、どんなに長く付き合っていても相手が「Duzen」に同意しないということがままあります。

それは明確に一線を引くためであり、ちょっと厳しい気もします。

私たち外国人の立場から「”Du”で呼び合おう」とはなかなか言えません。でも向こうの方からそう言って来たら、少し近づいた証拠とも言えます。

これが一種のドイツ人と付き合っていくバロメーターになります。

大学の教授などでも生徒にいきなりDuで話そうということもありますが、かなりラフな教授と言っても良いです。

このようにドイツではひとの付き合い方がドイツ語に現れるので、同じような感覚で日本語を話す私たちには、それほどの違和感はないですよね。